帝王切開による産後の変化。

「産後、体型が戻らない」
「腰痛や肩こりなど身体の痛みがとれない」
など産後の身体の不調を解決するために骨盤矯正をされる方は多いと思います。

胎児が産道を通って出てくる際に骨盤が押し広げられることによって生じた骨盤の歪みや緩みが、産後のトラブルに関係していると考えられているからです。
では、腹部を切開して胎児を取り出す帝王切開の場合は骨盤が緩まることもなく、産後のトラブルもないのでしょうか?
そのため、骨盤矯正は必要ないということになるのでしょうか?
そんなことはありません。
産後の不調やトラブルは産後女性共通の悩みです。
産後何かしらの不調を感じている方は骨盤矯正を行うことをオススメします!

 

□帝王切開の場合でも産後の骨盤は歪んでいる!
先ほど「胎児が産道を通って出てくる際に骨盤が押し広げられる」と記載しましたが、実は骨盤の歪みは出産時だけでなく妊娠期間を通して形成されています。
また、妊娠中はリラキシン(妊娠中に分泌される、全身の靭帯を緩める作用を持つ女性ホルモン)によっても骨盤の緩みやそれに伴う腰痛などの身体の痛みは生じてしまいます。
つまり、自然分娩だろうと帝王切開だろうと関係ないのです。

□むしろ帝王切開のほうが産後ケアが必要?
インナーユニットという筋肉をご存知でしょうか?
インナーユニットとは横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群の4つの筋肉のことで、体幹と呼吸を支え、綺麗な姿勢を保つための身体の核となる筋肉です。
このインナーユニットが弱体化すると身体が歪んで不安定になり、身心ともに不調が生じやすくなります。
なぜ急にインナーユニットの話をしたかというと、実は帝王切開による腹部の切開の際にこのインナーユニットを構成する腹横筋を切開することになるからです。
帝王切開では腹横筋へのダメージにより、インナーユニットの機能回復が自然分娩よりも遅れがちになります。
回復のスピードや身体の不調には個人差はありますが、骨盤矯正を行うことで産後の身体不調をできるだけ早く改善することに繋がるでしょう。

 

□まとめ
分娩方法に関係なく産後、身体の不調や悩みを感じている女性の方は多くいらっしゃいます。
出産を乗り越えたのに産後もいつまでも身体トラブルに悩まされるなんて嫌ですよね。
腰痛や肩こり、尿漏れ、身体のむくみなど少しでも産後の身体に不調を感じる方はぜひ一度骨盤矯正を行ってみてはいかがでしょうか。
もちろん帝王切開による傷を癒すことが最優先です。
身体の様子を見ながら産後2ヵ月頃から始めてみましょう。
無理せず自身の身体回復のための適切なケアを行うことが大切です。

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