猫背が及ぼす影響②

皆さん、こんにちは!
お子様連れOKの美南オレンジ整骨院です!

今回は前回の続きで、猫背について取り上げていきます!

□気をつけるポイント
「正しい姿勢をとる」といってもすぐに思いつくことは背筋を伸ばすようにする程度で、どんなポイントを注意すれば猫背姿勢を矯正することができるのかということは曖昧かと思います。
そこで、「正しい姿勢をとる」ために日頃から意識しておきたいポイントをご説明します。

・骨盤を起こす
まず一番に注意したいポイントは骨盤です。
どんなに背中を伸ばそうと思っても脊柱の土台となっている骨盤が後傾していてはよい生理的弯曲は作り出せません。
まずは、座ったときに坐骨(骨盤を起こしたときに両側のお尻の真下に触れる突起)が座面に対して垂直に立つように意識してみてください。

・肩甲骨を寄せる
骨盤の傾きが矯正できたら、胸椎の後弯を整えます。
胸椎の後弯が強くならないようにするためには、肩甲骨がだらっと外に開いた状態ではなく、肩甲骨の間を少し締めて緊張させた状態にします。
そうすることで自然に胸椎の生理的後弯をつくることができます。
「猫背を治す」「背筋を伸ばす」といった際に多いのが、腕を後ろに引いて胸を張ったような姿勢ですが、腕を引いても肩甲骨が引き寄せられていなければよい姿勢はつくれませんので、しっかりと肩甲骨の位置を意識してください。

・顎を引く
骨盤と肩甲骨の位置が整ったら最後は、頭部の位置です。
一生懸命肩甲骨を寄せようとすると逆に頭部が前方にでてきがちですが、それではよい姿勢とは言えません。 骨盤を起こして肩甲骨を寄せた状態で顎を軽く引き、後頭部を背中にある壁につけるイメージで少し下げるようにしてみてください。

□猫背を治すには…
猫背になってしまったからもう治すことができない…なんてことはありません。正しい姿勢をとる意識掛けと、正しい姿勢をキープするために必要とされているインナーマッスルがしっかり使えている状態にあることが大事になります。ただ、根本的に骨格が歪んでしまっていては上記のことを変えただけでは治りません。

・脊柱の変形
基本的に脊柱の弯曲は筋肉の動きである程度コントロールできるものなので、若年層は意識するようにすれば姿勢を矯正することができます。
しかし、中高年から特に老年になってくると、姿勢をコントロールするための筋肉が衰えるだけではなく、関節も硬くなってきます。
長年不良姿勢を続けていると、脊柱の関節は動きにくくなり、脊柱の骨自体も変形してしまいます。

・骨格的な治療「矯正治療」を継続して受ける
マッサージやストレッチで筋肉を緩めることで一時的な身体の軽さを感じることはできても維持することはできません。何故かというと、骨格が正しくないから。筋肉は骨に付いている為、正しい骨格をしていないと筋肉にまで負担が”常に”かかっている状態となります。
その状態で居続けると慢性的な身体の痛みや重さに見舞われてしまいます。しっかりとした知識や技術のある整骨院で現状の姿勢を確認して、矯正治療を受けることが治すという観点では一番大切になってきます。

□まとめ
今回は、猫背姿勢が全身に及ぼす影響と姿勢を修正するポイントについてご説明しました。
今まで姿勢を気をつけなければと思いながらもなかなか続かなかった方も多いかと思いますが、今回ご紹介した具体的なデメリットをご理解いただき、今まで以上に姿勢改善に取り組んでいただければ幸いです。
意識をしなくてもよい姿勢がとれるようになってくるまでにはかなりの時間を要します。
まずは意識している間のみでも姿勢の改善に努めましょう。

 

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